税務 記帳

記帳代行を税理士に丸投げするといくら?給与計算や決算も依頼する場合の相場を詳細解説!

更新日:2026.04.14

記帳代行を税理士に丸投げしたいと考えたとき、最初に気になるのは、記帳代行を税理士に丸投げするといくらかかるのか、給与計算や決算申告まで税理士に丸投げした場合の費用相場はどのくらいなのか、そして記帳代行を税理士に丸投げするメリットは本当にあるのか、という点ではないでしょうか。実際、記帳代行、税理士、丸投げという組み合わせで情報を探している方の多くは、単に帳簿入力だけを外注したいのではなく、経理をできるだけ自社で抱えず、税理士に記帳代行を丸投げしながら、給与計算や決算申告、確定申告までまとめて依頼したいと考えています。

記帳代行を税理士に丸投げする場合は、領収書や請求書の整理、会計ソフトへの入力、試算表の作成といった記帳代行業務だけでなく、税理士であれば決算申告、確定申告、税務相談までつなげて依頼しやすいのが大きな特徴です。記帳代行業者に丸投げする場合と比べると費用相場は上がる傾向がありますが、その代わりに税理士へ記帳代行を丸投げすることで、記帳だけで終わらず、申告や税務の確認まで含めて一体で進めやすくなります。税務代理、税務書類の作成、税務相談は税理士業務であり、税理士以外が行うことはできません。

また、記帳代行を税理士に丸投げしたい会社や個人事業主の中には、記帳代行だけではなく、毎月の給与計算まで税理士に丸投げしたい、決算の時期だけ慌てたくないので決算申告も税理士に丸投げしたい、確定申告も含めて丸投げしたい、と考えるケースが少なくありません。

IDEMAE編集部

記帳代行を税理士に丸投げする記事では、単なる記帳代行の料金だけではなく、給与計算や決算申告まで依頼した場合の費用相場、依頼範囲、メリットとデメリットまで詳しく押さえておくことが大切です。

この記事では、記帳代行を税理士に丸投げするといくらかかるのかを中心に、給与計算や決算申告まで税理士に丸投げする場合の相場、記帳代行を税理士に丸投げするメリット、税理士へ丸投げする際の注意点、記帳代行を税理士に依頼するときの選び方まで、できるだけ具体的に解説します。

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記帳代行を税理士に丸投げするとどこまで依頼できる?

記帳代行を税理士に丸投げすると、一般的には領収書、請求書、通帳明細、クレジットカード明細などをもとに仕訳入力を行い、帳簿を作成し、試算表をまとめるところまで依頼できます。ここまでは記帳代行業者でも対応できることがありますが、税理士に記帳代行を丸投げする大きな違いは、その先の決算書作成、法人税や消費税の申告書作成、個人事業主の確定申告書作成、税務相談まで含めて依頼しやすい点にあります。弥生の解説でも、税理士事務所へ依頼する場合は、記帳代行だけでなく決算や申告まで対応しやすいことが示されています。

ここで理解しておきたいのは、記帳代行を税理士に丸投げするといっても、すべての経理実務が完全に消えるわけではないということです。税理士に記帳代行を丸投げしても、領収書や請求書などの資料を渡すこと、内容が分からない支出について説明すること、証憑を保管すること、税理士からの確認事項に答えることは必要です。

IDEMAE編集部

記帳代行を税理士に丸投げするとは、自社の経理負担を大きく減らすことであって、経理や税務に一切関わらなくてよくなることではありません。

それでも、記帳代行を税理士に丸投げする価値が高いのは、記帳から決算申告までが一本でつながるからです。記帳代行だけを外部に委託し、決算申告は別の税理士に依頼し、給与計算はまた別の会社へ依頼する形にすると、毎回の資料共有や説明が重複しやすくなります。反対に、税理士へ記帳代行を丸投げし、必要に応じて給与計算や決算申告まで依頼する形なら、毎月の数字と年1回の申告が分断されにくくなり、経理の流れが安定しやすくなります。

また、記帳代行を税理士に丸投げする会社では、会計ソフトとの連携も重要です。freeeやマネーフォワード クラウドなどを使いながら税理士に記帳代行を丸投げすれば、入力は税理士側に任せつつ、経営者側は数字の推移を確認しやすくなります。税理士へ丸投げした結果、数字がまったく見えなくなるのではなく、むしろ整理された月次試算表をもとに状況を把握しやすくなるケースもあります。

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記帳代行を税理士に丸投げした場合の費用相場

記帳代行を税理士に丸投げした場合の費用相場は、依頼範囲、仕訳数、個人事業主か法人か、顧問契約の有無によって大きく変わります。まず、記帳代行そのものの費用相場としては、月100件から250件程度の仕訳数であれば、月額6,000円から20,000円程度がひとつの目安とされています。これは記帳代行の相場としてよく挙げられる水準です。

ただし、記帳代行を税理士に丸投げする場合は、この記帳代行の単体料金だけで考えると実態とずれます。なぜなら、税理士に記帳代行を丸投げするケースでは、会計ソフトへの入力だけで終わることは少なく、試算表の確認、税務上の整理、決算申告の準備、税務相談までセットで動くことが多いからです。そのため、税理士への丸投げでは、記帳代行料金というより、顧問料に記帳代行が含まれる設計や、顧問料とは別に記帳代行料が加算される設計が一般的です。

IDEMAE編集部

給与計算は税理士と社労士どちらに依頼?違いや費用相場・選び方を詳しく解説」で解説している通り、給与計算は可能であれば税理士に依頼する方がメリットは大きいです。

個人事業主が税理士に記帳代行を丸投げする場合、顧問契約を含めた月額料金は3万円前後からが一つの目安とされることがあります。法人が税理士に記帳代行を丸投げする場合は、月額4万円前後からが目安として紹介されることもあります。もちろん、これは売上規模、面談頻度、資料量、消費税申告の有無で変わるため一律ではありませんが、少なくとも「記帳代行を税理士に丸投げすれば毎月数千円で全部済む」と考えるのは現実的ではありません。

また、個人事業主が確定申告だけを税理士に丸投げする場合と、記帳代行も含めて税理士に丸投げする場合とでは費用相場が変わります。確定申告のみであれば年7万円から10万円程度が目安になることがありますが、記帳代行も含めて税理士へ丸投げする場合は10万円から20万円程度まで上がるケースがあります。これは、申告書を作る前提として、帳簿そのものを整える作業が増えるためです。

記帳代行を税理士に丸投げのポイント!

税理士_依頼_おすすめのポイント

法人の場合はさらに、決算申告が絡むことで費用相場の幅が広がります。顧問契約を前提にした年間の予算感として30万円から40万円程度が目安と言われています。

ここには毎月の記帳代行、税理士相談、決算期の申告対応が含まれるケースもありますが、事務所によっては決算申告料が別途発生するため、月額だけでは判断できません。

記帳代行を税理士に丸投げする費用相場を整理すると、次のように考えると分かりやすいです。

依頼内容 費用相場の目安
記帳代行のみの一般的な目安 月額6,000円〜20,000円程度
個人事業主の確定申告のみ 年7万円〜10万円程度から
個人事業主が記帳代行
+確定申告を税理士に丸投げ
年10万円〜20万円程度から
個人事業主が税理士と顧問契約
+記帳代行を丸投げ
月額3万円前後から
法人が税理士と顧問契約
+記帳代行を丸投げ
月額4万円前後から
法人の年間予算感 年30万円〜40万円程度から

この表はざっくりした費用相場ですが、記帳代行を税理士に丸投げする場合は、このように月額だけでなく、年額、決算申告料、消費税申告料まで含めた総額で見ることが大切です。

給与計算や決算申告まで税理士に丸投げした場合の相場

記帳代行を税理士に丸投げしたい会社の中には、毎月の給与計算も自社で抱えたくない、決算申告もまとめて税理士に丸投げしたいと考えるケースが多くあります。実際、経理を税理士に丸投げしたいという相談では、記帳代行だけでなく、給与計算、年末調整、決算申告、法定調書まで一括で依頼したいというニーズが珍しくありません。

給与計算の費用相場は、基本料金が月額6,000円から20,000円程度で、そこに従業員1人あたり400円から1,500円程度の加算が付く形が一般的とされています。年末調整は別料金になりやすく、基本料金8,000円前後に加え、1人あたり1,000円から2,000円程度の加算が発生する例もあります。

項目 費用相場の目安
給与計算の基本料金 月額6,000円〜20,000円程度
従業員1人あたりの加算 400円〜1,500円程度
年末調整の基本料金 8,000円前後から
年末調整の1人あたり加算 1,000円〜2,000円程度

このため、記帳代行を税理士に丸投げしつつ、給与計算も依頼する場合は、単純に記帳代行の費用相場に給与計算の料金を上乗せして考える必要があります。たとえば、記帳代行を税理士に丸投げして月額3万円から4万円程度、さらに給与計算で月額1万円前後が加わると、毎月の総額は4万円から5万円以上になることがあります。従業員数が増えるほど給与計算の加算も増えるため、人数の少ない会社と人数の多い会社では、同じ「税理士に丸投げ」でも費用相場はかなり変わります。

依頼内容 費用相場の目安
記帳代行を税理士に丸投げ 月額3万円〜4万円程度
給与計算を追加 月額6,000円〜20,000円+人数加算
記帳代行+給与計算の合計 月額4万円〜5万円以上

決算申告まで税理士に丸投げする場合も、月額料金とは別に考える必要があります。

IDEMAE編集部

税理士への丸投げでは、月次の記帳代行や相談対応は顧問料でカバーされていても、決算申告料は別設定になっていることがよくあります。

法人税申告、消費税申告、地方税申告、決算書作成まで入るため、決算申告料は1回あたり数万円から十数万円以上になるケースもあります。売上規模や消費税申告の有無によって差が出るため、記帳代行を税理士に丸投げする場合は、決算月だけ費用が膨らむことも想定しておく必要があります。

記帳代行を税理士に丸投げの関連記事:「税理士に丸投げしたらいくら?料金相場と依頼時のポイントとは

記帳代行、給与計算、決算申告まで税理士に丸投げした場合のイメージを整理すると、次のようになります。

丸投げする業務 相場の見方
記帳代行 仕訳数、資料量、会計ソフトの状態で変動
給与計算 基本料金+従業員数で変動
年末調整 従業員数と控除資料の処理量で変動
決算申告 売上規模、法人税・消費税の有無、複雑さで変動
税務相談 顧問料に含まれるか別料金か確認が必要

このように、記帳代行を税理士に丸投げする費用相場を知りたい場合は、単体の記帳代行料だけでなく、給与計算や決算申告を加えたときの総額を見ることが重要です。記帳代行を税理士に丸投げし、さらに給与計算や決算申告まで依頼する場合は、もはや単なる記帳代行ではなく、経理と税務をまとめて税理士へ丸投げする形に近くなります。そのぶん費用は増えますが、毎月の締め処理から年末、決算期まで一貫性が出るというメリットがあります。

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税理士に記帳代行業務のみを依頼する場合、1万円~3万円程度が相場です。給与計算の代行も依頼すると4万~5万円程度になることも少なくありません。

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記帳代行を税理士に丸投げするメリット

記帳代行を税理士に丸投げするメリットは、単に会計ソフトへの入力作業が減ることだけではありません。記帳代行を税理士に丸投げすることで、日々の経理処理から給与計算、決算申告、確定申告までの流れを整理しやすくなり、経理全体の負担をまとめて軽くしやすくなります。とくに、記帳代行だけでなく、給与計算や決算申告まで税理士に丸投げしたい会社にとっては、個別の作業を別々に管理しなくてよくなる点が大きなメリットです。

IDEMAE編集部

税理士、記帳代行、丸投げという組み合わせは、単なる外注ではなく、経理体制そのものを安定させる手段として考えることができます。

記帳代行を税理士に丸投げするメリット①
経理業務の手間をまとめて減らしやすい

記帳代行を税理士に丸投げするメリットとしてまず大きいのは、経理に関する細かな作業をまとめて減らしやすいことです。自社で記帳を行う場合、領収書や請求書の整理、通帳やクレジットカード明細の確認、会計ソフトへの入力、科目の判断、月末の締め作業などが毎月発生します。

記帳代行を税理士に丸投げの注意点

税理士_依頼_おすすめの注意点

給与計算を自社で行っている場合は、締日ごとの勤怠集計、給与計算、源泉所得税や住民税の処理まで加わるため、経理担当者や経営者の負担は想像以上に大きくなります。

税理士へ記帳代行を丸投げすれば、こうした経理処理の中心部分を外部に任せやすくなります。記帳代行を税理士に丸投げすることで、単発の入力作業だけではなく、毎月の帳簿作成の流れそのものが整いやすくなり、本業に使える時間を確保しやすくなります。経理を税理士に丸投げしたいと考える会社が多いのは、まさにこの「毎月繰り返し発生する負担」を減らしたいからです。

記帳代行を税理士に丸投げするメリット②
記帳代行と決算申告がつながるため修正が少なくなりやすい

記帳代行を税理士に丸投げするメリットとして非常に重要なのが、毎月の記帳代行と決算申告がつながることです。記帳代行だけを別の会社に依頼し、決算申告だけ税理士に依頼する形では、決算期に税理士が帳簿を見直した際、大幅な修正が必要になることがあります。会計処理の考え方や税務上の整理がそろっていないと、期末にまとめて直すことになり、結果的に時間も費用も余計にかかりやすくなります。

記帳代行を税理士に丸投げの関連記事:「記帳代行とは?メリット・デメリット、費用相場や税理士に依頼すべきかについても解説

その点、最初から税理士に記帳代行を丸投げしていれば、日々の記帳の段階から税務上の違和感を見つけやすく、決算申告の直前になって慌てて修正するリスクを抑えやすくなります。税理士、記帳代行、丸投げという形で一体的に処理が進むことで、帳簿の正確性がそのまま決算申告や確定申告の精度につながりやすくなるのは大きな利点です。

記帳代行を税理士に丸投げするメリット③
税務相談まで含めて一体で依頼しやすい

記帳代行業者に丸投げするだけでは対応できない部分が、税理士に記帳代行を丸投げすることで補いやすくなります。たとえば、役員報酬の設定、消費税の課税事業者判定、交際費や福利厚生費の判断、外注費と給与の違い、経費計上の考え方などは、記帳代行だけでは判断が難しい論点です。こうした内容は、帳簿入力と税務判断がつながっていないと誤りやすくなります。

IDEMAE編集部

税理士に記帳代行を丸投げするメリットは、単に帳簿を作ってもらうことではなく、日々の経理処理の中で生じる税務上の疑問も含めて相談しやすいことです。

記帳代行を税理士に丸投げするメリット④
給与計算までまとめて依頼すると会計とのズレが起きにくい

記帳代行だけでなく給与計算まで税理士側または連携先に丸投げできる場合は、会計と給与の整合性を取りやすくなります。給与計算を自社で行い、記帳代行だけ税理士に依頼する形だと、給与支給額、社会保険料、源泉所得税、住民税、賞与などの処理が帳簿とずれることがあります。給与計算の結果をどう仕訳に落とし込むかが曖昧になると、毎月の帳簿精度が落ちやすくなります。

記帳代行と給与計算をまとめて税理士に丸投げすることで、給与データと会計データを同じ流れで管理しやすくなります。とくに、役員報酬がある会社や従業員数が増えてきた会社では、給与計算まで含めて税理士に丸投げするメリットが大きくなります。

IDEMAE編集部

経理と給与が別管理だと発生しやすい連携ミスを減らしやすい点は、実務上かなり大きな利点です。

記帳代行を税理士に丸投げするメリット⑤
決算申告や確定申告の時期に慌てにくくなる

記帳代行を税理士に丸投げしていない会社では、決算月や確定申告期に入ってから帳簿をまとめるケースも少なくありません。しかし、このやり方では、資料不足や記帳漏れ、処理ミスが見つかったときに修正が間に合わず、決算申告や確定申告の直前に大きな負担がかかりやすくなります。とくに法人では、決算申告に必要な情報が多く、月次の記帳が遅れているほど申告作業が重くなります。

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税理士に記帳代行業務のみを依頼する場合、1万円~3万円程度が相場です。給与計算の代行も依頼すると4万~5万円程度になることも少なくありません。

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税理士に記帳代行を丸投げすることで、毎月の処理が前倒しで進みやすくなり、決算申告や確定申告の時期に慌てるリスクを減らしやすくなります。記帳代行、決算申告、確定申告まで税理士に丸投げしたい場合は、この「決算前に帳簿が整っている状態」を作りやすい点が非常に大きなメリットです。

記帳代行を税理士に丸投げするメリット⑥
社内で経理人材を抱える負担を抑えやすい

記帳代行を税理士に丸投げするメリットは、社内で経理担当者を採用・教育・管理する負担を減らしやすいことにもあります。経理担当者を置く場合は、人件費だけでなく、採用コスト、教育コスト、引き継ぎコスト、退職リスク、属人化の問題まで発生します。小規模な会社ほど、経理担当者1人に業務が集中しやすく、急な退職や休職があると大きな影響を受けやすくなります。

その点、税理士へ記帳代行を丸投げする形であれば、一定範囲の経理業務を外部化しやすくなり、社内体制に依存しすぎない運用を作りやすくなります。記帳代行を税理士に丸投げした方が、結果的にコストを抑えやすいケースがあるのはこのためです。

記帳代行を税理士に丸投げのポイント!

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単純な月額比較だけでなく、採用や教育まで含めた実質的なコストで考えると、税理士への丸投げが合理的になる会社は少なくありません。

記帳代行を税理士に丸投げするメリット⑦
本業に集中しやすくなり、経営判断に時間を使いやすい

記帳代行を税理士に丸投げすることで得られる最も分かりやすい効果は、本業に集中しやすくなることです。経理を自社で抱えていると、売上を伸ばすための営業や商品改善、採用、顧客対応に使うべき時間が、記帳や給与計算、決算対応に削られやすくなります。経理は会社にとって必要な業務ですが、経営者や主要メンバーがすべてを抱える必要があるとは限りません。

記帳代行を税理士に丸投げし、必要に応じて給与計算や決算申告までまとめて依頼することで、経営者は「入力作業」よりも「数字を見て判断すること」に時間を使いやすくなります。税理士に丸投げする価値は、単に手を動かす時間を減らすことではなく、意思決定に必要な時間を確保しやすくなる点にもあります。

記帳代行を税理士に丸投げの関連記事:「税理士に丸投げは危険?経営者が知るべき5つのデメリットと対策

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットと注意点

記帳代行を税理士に丸投げする場合にはメリットが多い一方で、あらかじめ理解しておくべきデメリットや注意点もあります。税理士、記帳代行、丸投げという形は便利ですが、何も考えずに契約すると、思ったより費用が高い、丸投げしたのに確認作業が残る、数字を見なくなってしまう、といった不満につながることがあります。記帳代行を税理士に丸投げするデメリットは、仕組みを理解していないと大きくなりやすいため、契約前に押さえておくことが大切です。

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットと注意点①
自分で対応するより費用は増えやすい

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットとして最も分かりやすいのは、やはり費用がかかることです。自分で記帳し、自分で給与計算し、決算申告だけ税理士に依頼する場合と比べると、記帳代行を税理士に丸投げする方が毎月の固定費は高くなりやすくなります。とくに、仕訳数が少なく、会計ソフトにも慣れている会社では、記帳代行を税理士に丸投げする費用が割高に見えることがあります。

ただし、このデメリットは月額料金だけを見ると強く感じやすいものです。実際には、税理士へ丸投げすることで削減できる時間、決算申告前の修正負担、税務上の不安、給与計算の手間なども含めて考える必要があります。

IDEMAE編集部

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットを正しく見るなら、単純な月額比較だけでなく、時間コストややり直しコストまで含めて判断することが重要です。

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットと注意点②
丸投げしても会社側の作業がゼロになるわけではない

記帳代行を税理士に丸投げする場合でも、会社側でやることが完全になくなるわけではありません。領収書、請求書、通帳明細、クレジットカード明細などの資料提出は必要ですし、使途が分かりにくい支出や特殊な取引については説明も必要です。給与計算まで丸投げする場合でも、勤怠情報や入退社情報の共有が必要になることがあります。

記帳代行を税理士に丸投げの関連記事:「経理代行×税理士|全業務丸投げの賢い選び方と失敗しないコツ

このため、税理士へ記帳代行を丸投げすれば何もしなくてよいと考えてしまうと、期待とのズレが生まれやすくなります。正確には、記帳代行を税理士に丸投げすることで、入力や整理の大部分は任せやすくなるものの、資料提供や確認対応は残ると考えるべきです。この認識があるだけで、契約後の不満はかなり減らしやすくなります。

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットと注意点③
数字に対する感度が下がることがある

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットとして見落とされやすいのが、数字を見る習慣が弱くなる可能性です。税理士に丸投げして安心しきってしまうと、売上の増減、利益率の変化、固定費の増加、資金繰りの悪化などに気づくのが遅れることがあります。

IDEMAE編集部

記帳代行を税理士に丸投げすること自体が問題なのではなく、「丸投げしたから数字を見なくていい」と考えてしまうことが問題です。

そのため、税理士に記帳代行を丸投げする場合でも、毎月の試算表や損益の状況は確認する習慣を持っておくべきです。税理士、記帳代行、丸投げという形をうまく活かすには、入力作業は任せつつ、数字の把握は続けるという役割分担が大切です。

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットと注意点④
事務所ごとにサービス範囲や料金体系がかなり違う

記帳代行を税理士に丸投げする際の大きな注意点は、税理士事務所ごとにサービス内容がかなり違うことです。ある税理士事務所では、顧問料の中に記帳代行が含まれていることもありますが、別の税理士事務所では、仕訳数ごとに記帳代行料が加算されることもあります。給与計算が月額に含まれているケースもあれば、従業員1人ごとの課金になるケースもあります。決算申告料、消費税申告料、年末調整、法定調書、償却資産税申告がすべて別料金ということも珍しくありません。

この違いを確認しないまま「税理士に丸投げできるなら同じ」と考えてしまうと、想定外の費用増につながりやすくなります。

記帳代行を税理士に丸投げの注意点

税理士_依頼_おすすめの注意点

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットの多くは、実際にはサービス内容の確認不足から起きています。契約前には、記帳代行の範囲、給与計算の範囲、決算申告料の有無、追加費用の条件まで細かく確認することが重要です。

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットと注意点⑤
税理士に丸投げしても対応速度や品質には差がある

税理士に記帳代行を丸投げする場合、どの事務所でも同じ品質になるとは限りません。税理士本人が直接深く関与する事務所もあれば、実務の多くを担当スタッフが処理する事務所もあります。担当者によって、記帳代行に強い、給与計算に強い、決算申告に強いなど得意分野が違うこともあります。そのため、同じ「税理士に丸投げ」という表現でも、実際の使いやすさや精度、レスポンスには差が出ます。

記帳代行を税理士に丸投げする際は、料金だけでなく、誰が対応するのか、どのくらいの頻度で連絡できるのか、質問への回答は早いのか、クラウド会計に慣れているかといった実務面も確認した方が安心です。

IDEMAE編集部

税理士、記帳代行、丸投げという言葉だけで選ぶのではなく、運用面まで見て比較することが大切です。

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットと注意点⑥
仕訳数や事業規模によっては丸投げが過剰になることもある

記帳代行を税理士に丸投げするデメリットとして、会社の規模や事業内容によっては必要以上のサービスになることもあります。たとえば、仕訳数が少なく、給与計算もなく、事業の内容もシンプルであれば、自分で記帳を続けて、決算申告や確定申告だけ税理士に依頼した方が費用を抑えやすいことがあります。

記帳代行を税理士に丸投げのポイント!

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何でも税理士に丸投げした方がいいわけではなく、自社の状況に対して必要な範囲を見極めることが重要です。

ただし、最初は仕訳数が少なくても、売上の増加、従業員の採用、インボイス対応、消費税申告、法人化などによって、急に経理の負担が大きくなることがあります。そのため、現時点で過剰に見えても、少し先の事業規模まで考えて記帳代行を税理士に丸投げするか判断する視点も大切です。

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税理士に記帳代行業務のみを依頼する場合、1万円~3万円程度が相場です。給与計算の代行も依頼すると4万~5万円程度になることも少なくありません。

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記帳代行を税理士に丸投げするデメリットと注意点⑦
丸投げする範囲を曖昧にするとミスマッチが起きやすい

「記帳代行を税理士に丸投げしたい」と考えていても、人によって丸投げの意味は違います。記帳だけを任せたいのか、給与計算まで任せたいのか、決算申告まで含めたいのか、確定申告だけスポットで依頼したいのかによって、必要なサービスは変わります。この範囲が曖昧なまま相談すると、依頼したい内容と見積もりの前提がずれてしまい、後から「思っていた内容と違う」と感じやすくなります。

記帳代行を税理士に丸投げする場合は、記帳代行、給与計算、年末調整、決算申告、確定申告、税務相談のうち、どこまで税理士に丸投げしたいのかを整理してから相談する方が失敗しにくくなります。税理士に丸投げするメリットを十分に得るためにも、丸投げする範囲を最初に明確にすることが大切です。

記帳代行を税理士に丸投げした方がよい会社と、まだ自社対応でもよい会社

記帳代行を税理士に丸投げした方がよいのは、まず毎月の仕訳数が多い会社です。売上件数が多い、支払先が多い、クレジットカードや銀行口座が複数ある、インボイス対応が必要、消費税の区分判定が多い、といった会社は、記帳代行を税理士に丸投げした方が経理の安定につながりやすくなります。自分で何とかしようとすると、入力だけでなく確認や修正に時間がかかり、月末や決算前に負担が集中しやすくなります。

また、給与計算が発生している会社も、税理士への丸投げを検討しやすいです。記帳代行だけなら何とかできても、給与計算、源泉税、年末調整まで自社で対応するとなると、毎月の締日管理が増えます。従業員数が少なくても、役員報酬や給与の処理が絡むだけで会計と税務の論点は増えるため、税理士に丸投げした方がミスを減らしやすいことがあります。

IDEMAE編集部

反対に、まだ自社対応でもよいケースとしては、仕訳数が少なく、給与計算もなく、事業がかなりシンプルな場合が挙げられます。

個人事業主で、売上先も支払先も少なく、会計ソフトで日々の記帳を無理なく回せるなら、まずは自分で記帳し、確定申告だけ税理士に依頼する方法もあります。ただし、この場合でも、売上が増えてきた、課税事業者になった、インボイス対応が必要になった、給与が発生した、法人化したといったタイミングでは、記帳代行を税理士に丸投げするメリットが急に大きくなることがあります。

判断基準としては、単に安いか高いかではなく、記帳代行を税理士に丸投げすることで何時間削減できるか、給与計算や決算申告まで含めた経理負担をどれだけ減らせるか、税務上の不安をどこまで減らしたいか、という視点で考えるのが現実的です。

記帳代行を税理士に丸投げの関連記事:「税理士に領収書を丸投げしたら費用はいくら?おすすめなケースと業務範囲

記帳代行を税理士に丸投げするときの選び方

記帳代行を税理士に丸投げするなら、最初に確認すべきなのは月額料金の安さではなく、どこまでの業務がその料金に含まれているかです。記帳代行を税理士に丸投げしたい場合、確認したいのは少なくとも、仕訳数の上限、証憑整理の有無、会計ソフトの対応範囲、給与計算の有無、年末調整の料金、決算申告料、消費税申告料、法定調書や償却資産税申告の料金です。ここが曖昧なままだと、相場より安いと思って契約したのに、最終的な総額は高くなることがあります。

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税理士に記帳代行業務のみを依頼する場合、1万円~3万円程度が相場です。給与計算の代行も依頼すると4万~5万円程度になることも少なくありません。

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次に見たいのは、税理士本人と担当者の体制です。税理士に丸投げするといっても、実際には担当スタッフが中心になって記帳代行を進め、税理士本人は決算や重要論点だけ確認する事務所も多いです。そのため、税理士の名前だけでなく、日常的にやり取りする担当者の対応品質、記帳代行への慣れ、給与計算への対応力、レスポンスの速さまで確認する方が安心です。

IDEMAE編集部

さらに、記帳代行を税理士に丸投げするなら、クラウド会計への対応も重要です。

freeeやマネーフォワード クラウドに対応していれば、資料共有や通帳連携がしやすくなり、記帳代行を丸投げしても月次の数字を確認しやすくなります。紙資料の郵送が中心の運用よりも、クラウド対応の税理士の方がスムーズに丸投げしやすいケースは多いです。

料金を比較するときは、次のような観点で見ると分かりやすいです。

比較項目 確認ポイント
記帳代行 月何仕訳まで含まれるか、超過料金はあるか
税理士顧問 相談回数、面談頻度、チャット対応の有無
給与計算 基本料金、人数課金、賞与・年末調整の扱い
決算申告 決算料が別か、消費税申告が別か
クラウド対応 freee、マネーフォワード対応、データ連携のしやすさ
付随業務 法定調書、償却資産税申告、住民税対応の有無

このように内訳を比較すれば、単純な月額の安さだけではなく、記帳代行を税理士に丸投げしたときの総額と使いやすさを見極めやすくなります。

記帳代行だけでなく、給与計算や決算申告まで丸投げする価値はあるのか

記帳代行を税理士に丸投げするか迷っているとき、実は一番大きな分かれ目になるのは、記帳代行だけ外注するのか、それとも給与計算や決算申告までまとめて税理士に丸投げするのか、という点です。記帳代行だけなら費用相場は比較的見えやすいですが、給与計算や決算申告まで加えると費用は上がります。そのため、表面的には「全部丸投げすると高い」と感じやすいです。

しかし、実務では、業務を分けるほど管理コストが増えやすくなります。記帳代行はA社、給与計算はB社、決算申告は税理士、という形にすると、それぞれへ資料を渡し、内容を説明し、修正を依頼し、タイミングを調整しなければなりません。

IDEMAE編集部

税理士に記帳代行を丸投げし、給与計算や決算申告まで一つの窓口で進められるなら、その分の時間ロスや認識ズレを減らせます。

特に、役員報酬の変更、賞与支給、年末調整、社会保険料、消費税区分、減価償却、仮払金の整理など、会計と税務、給与が交差する論点が多い会社では、分散発注より税理士への丸投げの方が管理しやすいことが多いです。費用相場だけを見れば記帳代行だけの方が安いですが、経理全体を安定させたいなら、税理士に丸投げする価値は十分あります。

よくある質問

Q. 記帳代行を税理士に丸投げすると毎月いくらかかりますか?

記帳代行を税理士に丸投げする費用相場は、仕訳数、事業規模、顧問契約の有無で変わります。一般的な記帳代行の目安は月額6,000円から20,000円程度ですが、税理士に丸投げして税務相談や決算申告まで含める場合は、個人事業主で月額3万円前後から、法人で月額4万円前後から考えると検討しやすいです。

Q. 記帳代行を税理士に丸投げすると給与計算も依頼できますか?

はい、税理士事務所によっては記帳代行だけでなく給与計算まで依頼できます。ただし、給与計算は基本料金に加えて従業員数で課金されることが多く、賞与計算や年末調整が別料金になることもあるため、契約前に確認が必要です。

Q. 税理士に記帳代行を丸投げしたら決算申告まで全部任せられますか?

税理士事務所であれば、記帳代行から決算申告、確定申告、税務相談まで一括で依頼しやすいです。税務代理、税務書類の作成、税務相談は税理士業務なので、申告まで丸投げしたい場合は税理士に依頼するのが基本です。

Q. 記帳代行業者に丸投げする場合と税理士に丸投げする場合は何が違いますか?

記帳代行業者への丸投げは、仕訳入力や帳簿作成が中心です。税理士に丸投げする場合は、記帳代行に加えて決算申告、確定申告、税務相談まで依頼しやすいのが違いです。

IDEMAE編集部

申告まで含めて安心感を重視するなら、税理士に記帳代行を丸投げする方が向いています。

Q. 記帳代行を税理士に丸投げするデメリットはありますか?

あります。代表的なのは費用が増えることと、数字を見る習慣が弱くなる可能性があることです。ただし、記帳代行、給与計算、決算申告まで自社で抱える負担が大きい場合は、税理士に丸投げした方がメリットが大きくなることも多いです。

Q. 確定申告を税理士に丸投げするといくらかかりますか?

個人事業主が確定申告のみを税理士に丸投げする場合は年7万円から10万円程度、記帳代行も含めて税理士に丸投げする場合は年10万円から20万円程度が目安になることがあります。売上規模や消費税申告の有無で変わります。

記帳代行を税理士に丸投げの関連記事:「税理士に丸投げしてもいい?3つのデメリットと問題点を解説

Q. 記帳代行を税理士に丸投げしても自分でやることはありますか?

あります。領収書や請求書などの資料提出、取引内容の説明、証憑の保管、税理士からの確認への回答は必要です。記帳代行を税理士に丸投げしても、完全放置ではなく、必要最低限の協力は必要です。

記帳代行を税理士に丸投げする場合のよくある質問(FAQ)

まとめ|税理士に記帳代行を丸投げするメリットとは?

専門家費用を46%カット!!
税理士に記帳代行業務のみを依頼する場合、1万円~3万円程度が相場です。給与計算の代行も依頼すると4万~5万円程度になることも少なくありません。

会計事務所SoVaでは、記帳業務や給与計算だけではなく、社会保険などの役所手続き、さらには助成金・補助金や節税アドバイスを 29,800円〜丸ごとお任せいただくことが可能 です。バックオフィス業務が面倒だと感じている方は、ぜひ会計事務所SoVaにお任せください!

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記帳代行を税理士に丸投げする場合の費用相場は、記帳代行だけなら月額6,000円から20,000円程度の目安がありますが、税理士に丸投げして顧問契約や税務相談まで含める場合は、個人事業主で月額3万円前後から、法人で月額4万円前後からが一つの目安になります。さらに、給与計算や年末調整、決算申告まで税理士に丸投げする場合は、毎月の総額や年額がさらに上がるため、月額の記帳代行料だけではなく、総額で比較することが重要です。

記帳代行を税理士に丸投げするメリットは、経理負担の削減だけではありません。記帳代行、給与計算、決算申告、確定申告まで一つの流れで管理しやすくなり、税務相談も含めて依頼しやすくなるのが大きな強みです。記帳代行業者への丸投げと違い、税理士へ丸投げする場合は申告まで見据えた対応がしやすいため、経理と税務をまとめて整えたい会社には相性が良いです。

その一方で、記帳代行を税理士に丸投げしても、資料提出や内容確認は必要ですし、料金体系も事務所ごとに違います。

IDEMAE編集部

だからこそ、税理士、記帳代行、丸投げという言葉だけで判断せず、記帳代行の範囲、給与計算の範囲、決算申告料、追加費用、クラウド対応の有無まで確認したうえで比較することが大切です。

自分で記帳するよりも、記帳代行を税理士に丸投げする方がメリットが大きい会社は確実にあります。とくに、経理に時間を取られている、給与計算もある、決算申告まで安心して任せたい、税務の相談もしたいという場合は、記帳代行を税理士に丸投げすることを前向きに検討する価値があります。

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